3月10日(日)今年も練馬高松園デイサービスセンターにて福祉避難所開設・受入れ訓練を実施いたしました。
東日本大震災・熊本地震以降、毎年3月に練馬中学校・高松小学校の各避難拠点と合同訓練を行い、3年前より第3練馬高松園が加わり、4者合同での訓練を行っています。
災害発生時、震度5弱以上で各避難拠点(区立小中学校)が開設され、被災者を受入れ生活支援を行いますが、避難者の中で心身の状況から避難拠点で生活を送ることが難しい要配慮者を福祉避難所で受入れます。ここで言う要配慮者は、高齢者・障碍者・難病患者・人工透析患者など避難所生活において特別な配慮を必要とする方で心身等の状況や医療面でのケアの必要性から介護保険施設や医療機関など入所・入院に至らない程度の方です。受入れ対象候補者は各避難拠点の要員が本人の心身の状況、障碍の種類や程度、本人や家族の希望を勘案し決定します。詳しくは練馬区のホームページ福祉避難所運営ガイドライン【震災編】をご覧ください。
当日は避難拠点連絡会・要員、区民防災課、高松・向山西町会、当園及び第3練馬高松園職員総勢約70名が参加し、実践的な想定・シナリオに基づき真剣に取り組みました。
元日の能登半島地震では多くの方が亡くなり、今もなお多くの方が避難所等での避難生活を余儀なくされています。私たちが住む東京でもいつ起きてもおかしくない首都直下型地震への備えが必要です。年に1度の大々的な訓練だけではなく、職員一人一人がそれぞれの家庭で備蓄品の点検や家族間の連絡方法を確認する等、日頃から災害への取り組みを行っています。
2024.03.13